メタマテリアルを用いたエレクトロクロミック表示の高速化

工学部 生命環境化学科教授 山田 勝実
工学部 メディア画像学科教授 内田 孝幸
工学部 基礎教育研究センター准教授 越地 福朗

新しい電子ディスプレイとしてエレクトロクロミック表示方式を提案し、実現のために画素の動作確認を行います。ここでは、金属ナノ粒子が並んだ電極と導電性高分子等との組み合わせで、表示の高速化を図ります。

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図1 ポリピロールのエレクトロクロミック変化

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島状金ナノ粒子固定ITO電極のFE-SEM画像

エレクトロクロミック表示は、電気化学反応でイオン等の物質移動を伴うため、他の表示方式に比べて画面切り替えが遅い方式と言われてきました。21世紀に入ってから、ナノテクノロジーの導入によりエレクトロクロミック表示の高速化に対して本格的な取り組みが報告されはじめました。私たちは、平面電極上に金属ナノ粒子を島状に固定化した電極を用いて、それらとは異なる方法で高速化に取り組んでいます。このようなメタマテリアルの導入により、着色の増強やエレクトロクロミック材料内部での電荷移動の高速化を目論んでいます。


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