本事業に関する基本方針、施設整備方針、全体予算等の重要基本事項は、法人理事長、専務理事および法人事務局長、ならびに学長、両学部長、大学事務局長等により構成される「大学運営会議」で審議し決定する。
学長のリーダーシップの下、「全学研究支援委員会」にて、本事業の推進にかかわる全学的方針、施設設備整備計画、重点研究プロジェクト・テーマの選定およびその研究支援と予算配分等について審議し決定する。また研究倫理、研究費の適正使用にかかわる監視の役割も担う。「全学研究支援委員会」は委員長を学長とし、両学部長、両研究科長、大学事務局長、両事務部長といった教育研究組織と大学事務組織のトップ、ならびに実行部隊のトップである「色の国際科学芸術研究センター」のセンター長、および教育研究支援課・課長から構成され、迅速な意思決定と教育研究活動に対するきめ細かいサポートを可能とする体制となっている。
「色の国際科学芸術研究センター」における個々の研究プロジェクトやセミナー・シンポジウムの実施、大学院生の研究教育支援、内外の関連研究教育機関および諸団体との交流等に関しては、学長から任命された同センター長が管轄する。同センターには、センターの適切な運営および事業の推進を目的とし、「管理運営委員会」を置く。「管理運営委員会」はセンター長を議長とし、各研究プロジェクトのプロジェクトリーダーで構成する。
「全学研究支援委員会」の下には「自己点検・評価部会」を置く。
自己点検・評価部会は、実施する研究プロジェクトごとに、事前に評価指数を設定し、事後評価による効果の検証を行い、次の研究計画に反映する等のPDCAサイクルを回すことを目的とする。具体的な評価指標としては、論文数、発表作品数、色の国際科学芸術研究センターのギャラリーへの来場者数、公開講座、国際ワークショップの開催件数・参加人数等とする。
日本色彩学会、日本画像学会、コニカミノルタ、リコー、厚木商工会議所所属企業等の外部有識者および、研究成果を波及させようとする対象である小中高等学校や、市役所、企業から成る「外部評価委員会」を、毎年度末に開催して客観的な評価を受ける。「外部評価委員会」には、前記の「全学研究支援委員会」のメンバーおよびセンター長、各研究プロジェクトリーダーが出席することとし、「外部評価委員会」から受けた指摘事項を確実に改善することができるようなPDCAサイクルが回る体制とする。
荒井 佳治 | 厚木市 産業振興部長 |
岡田 幸勝 | 株式会社光学技研 代表取締役(厚木商工会議所 副会頭) |
面谷 信 | 一般社団法人日本画像学会 会長 |
島田 文生 | 公益財団法人コニカミノルタ科学技術振興財団 常務理事 |
髙橋 晋也 | 一般社団法人日本色彩学会 会長 |
田所 直子 | 厚木市立小鮎小学校 校長 |
中島 淳一郎 | 神奈川県立厚木高等学校 総括教諭 |
永松 由次 | 厚木市立小鮎中学校 校長 |
三矢 輝章 | 株式会社リコー イノベーション本部 技師長 |
氏名五十音順・敬称省略
2020年3月1日現在
ロチェスター工科大学(米)、中国文化大学(台湾)、タイ王立チュラロンコン大学、東フィンランド大学等、工・芸にわたる色の研究に取り組んでいる海外の大学と連携して共同研究の実施ならびに国際ワークショップを開催する。平成30年度以降は、前年度までに完成している「色の国際科学芸術研究センター」の施設・設備を利用した国内外の大学・企業との共同研究も実施する。