意図にしたがって色を適切にあつかうことは、写真制作においてはとても大切なことです。見えたものを見えたままに再現するという点で。そして、見えたものを制作意図にあわせてアレンジするという点で。そのためには、撮影(入力)からプリント(出力)にいたる制作過程全体を見わたす姿勢と、その都度その都度の適切な判断力と技術力が必要です。
3年前期の圓井ゼミでは、カラーネガポジ法による作品制作を通じて、このような色をあつかうための一貫した制作姿勢と力を身につけることを目指しました。
展覧会のタイトル「色彩を強調して表現する」は、ゼミ課題として学生各自が取りくんだテーマでもあります。それを学生たちがどのように解釈し、どのように4枚で表現したのかに注目してご高覧ください。
展覧会タイトル | 「色彩を強調して表現する」 |
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展示作品 | クロモジェニックプリント(タイプCプリント)32点 |
参加学生 | 有薗帆乃佳、安齋さえ、高橋実希、田近夏子、辻知里、鳥海星奈、奈良美都、前川竜太郎 |
展示期間 | 2017年8月2日(水)~ 8月22日(火) |
展示場所 | 中野キャンパス1号館1階インフォメーションスペース |