日本印刷学会 第16回紙メディアシンポジウム 「メディアとしての紙の科学と芸術」で本学工学部森山剛准教授による講演「紙メディアにおける色彩の科学と芸術」が行われました


2月7日に開催されました,日本印刷学会 第16回紙メディアシンポジウム「メディアとしての紙の科学と芸術」で本学工学部森山剛准教授による講演「紙メディアにおける色彩の科学と芸術」が行われました。

森山先生から

カラボギャラリー第3回企画展「色を探検する」を紹介する中で、メディア技術の根幹をなす色に関する技術の古今東西を俯瞰して、写真、印刷、そして版画という現在の日本では別々に考えられている技術が、本来日本に伝来する以前は、メッセージを広く発信したいという人類普遍の欲求を支える「printing」という同じ技術であったこと、また、日本では欧米列強に追いつくために明治維新で細分化し始めた技術が再び総合されることなく現在その競争力を失っていること、そして「printing」技術の教育の祖として誕生した本学こそが、その総合力を取り戻すこれからの科学技術を担う人材育成の場として使命を負っていることを力説しました。

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